初めまして、ピケピと申します!
離乳食でも使われる「ほうれん草」ですが、思わぬ落とし穴があるので、パパママは気にした方が良いポイントを書いていこうと思います。
ほうれん草の危険性
離乳食でも使われていますが、ヒスタミンという仮性アレルゲンが含まれており、アレルギー反応を起こすことがあります。
アレルギー反応がでるとどうなるのか
原因となっている食物を食べた後、30分から2時間以内に現れます。
皮膚は虫刺されのような蕁麻疹やかゆみ、ひどい場合は呼吸がゼーゼーしたり、嘔吐や下痢、血圧が低下し意識を失う重篤な症状を伴うこともあります。
食物アレルギーで多いアレルゲンは鶏卵、牛乳、甲殻類、果物などがあります。
特に3歳までの乳幼児に多い食物アレルギーの原因は、鶏卵、牛乳、小麦です。
その他の仮性アレルゲンについて
物質名 | 含まれる食物 |
---|---|
ヒスタミン | ほうれんそう、トマト、なす、とうもろこし、さば など |
セロトニン | トマト、バナナ、パイナップル、キウイフルーツ など |
アセチルコリン | トマト、なす、たけのこ、やまいも、さといも など |
サリチル酸化合物 | トマト、きゅうり、じゃがいも、イチゴ、りんご、メロン など |
すごく身近な野菜が多いですが、どの食べ物も少量からというルールを徹底することで子供の健康を守ることができます。
確認方法
1.血液検査
採血してアレルギーの有無を確認します。検査では好酸球の数値や、IgE値、特異的IgEを見ます。アレルギー症状があらわれている時は、好酸球の数値が高くなり、IgE値、特異的IgEの数値が高ければ、 原因物質に対してアレルギーの可能性があるかがわかります。
検査は離乳食を開始する生後半年頃から受けることができます。しかし赤ちゃんの皮膚は血管が見えづらいので、必ず血液検査ができるとは限りません。
また、他の検査もそれなりに赤ちゃんに負担がかかるため、体調や赤ちゃんの機嫌によっては難しい場合もあります。
2.皮膚試験
アレルギーの原因物質と思われるものを付着させ、その後の症状を経過観察したり、アレルギーの原因となるものをつける「パッチテスト」 などがあります。
それぞれ反応があらわれた場合は、アレルギーの可能性があるということがわかります。
3.負荷試験
原因となる食品を食べさせて、アレルギーの有無を確認する方法です。
費用
通常のアレルギー検査は約2万円かかりますが、子供(未就学児)の場合は無料で受けられることが多いです。かかりつけの病院で確認をしてみてください。
受けるタイミングは?
検査をしてもどれだけの影響がでるのかは、正確に判断するのは難しいそうです。アレルギー症状がでてから病院で確認をする、でタイミングとしては間違っていないようです。
3歳未満の乳幼児にアレルギーの採血の検査をしていないところもある
理由は血液検査の値がわかっても、どれくらい食べられるのか、いつになったら食べられるのか本当に知りたいことはわからないため、とのことです。アレルギーに対する反応は数値だけでは判断ができず、個人差が大きいと言ったところでしょうか。
正確に判断する方法
これは負荷試験をすることで判断することができます。実際に原因となる食品を少量食べて、どれくらいの反応がでるかを確認する試験です。これが一番正確な判断がつくそうです。
乳幼児であれば、そのような負荷試験はおススメできないので、初めて食べる食材はまずは少量からを前提に与えるのが良いでしょう。
まとめ
アレルギーを怖がって「与えない」という選択はしないようにしましょう。食事はバランスが大事です。ですが、どんなものをあげるにしてもまずは少量からを徹底しましょう。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
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